一年間の美容師休止を経てAI TOKYOで美容師復帰を果たした「もるさん」。休止期間中の心境や、復帰のステージにAI TOKYOを選んだ理由、そして、これから美容師として、またYouTuberとして目指すところを聞きました。

月400名の指名に感謝しつつも、次にやりたいことを模索していた

僕のYouTubeチャンネルは美容学生時代から一貫して、ヘアセットとか新しいヘアスタイルとか、自分なりの研究成果や実験、活動の記録や、あとはただシンプルに自分がおもしろいと思うことを発信する場だったんですよね。YouTubeをやる目的は集客ではなく、純粋に楽しいからだったんです。

ところが、前職でスタイリストになったあと、ありがたいことではあるんですけれど、予約を開放するとすぐに埋まる状況が続きました。多いときで月400人くらい担当させていただいたんですが、次にやりたいことは何かと模索していました。

美容師としての仕事もすごく充実している一方で、僕はYouTubeもライフワークだと思っているから、思うようにコンテンツをつくって発信したいと常に思っていました。

もう一つ、サロンワークから離れてみようと思った理由があります。それは外部のセミナーやボランティア活動をしたかったから。サロンワークに没頭する一方で、新しいものを生み出すために、外に出て自分の視野を広げたいという気持ちがどんどん膨らんできました。

とはいっても何日もサロンをあけて出張するわけにもいかないなと思っていたので、やるなら一度、サロンワークを休止してからにしようと考えていたんです。

＞日本にも貧困問題はある…ボランティアを通じて見えてきたこと