そろそろ本気で美容師のワークライフバランスを考えよう

2 週休2日制&有給取得が当たり前の美容業界に!—休日編−

 

ほとんどのサロンが週1日しか店休日がないのでは?

労働時間と同じくらい休日を求める回答が寄せられました。中でも印象的な回答をみていきましょう。

 

「気兼ねなくお休みをとれる環境が欲しいです。例えば、『休んでもいいよ』と言われても店長が休まず働いていたら休みづらいですし、長期休暇などはお店に迷惑をかけるのが嫌で遠慮してしまいます。できることなら業界全体に休みをとりやすい環境づくりを求めたいです」(34歳/女性)

 

「美容業界全体に対して、完全週休2日と拘束時間の短縮を求めたいです。自由につかえる時間が増えれば、もっと人生を充実させることができると思います。ただしこれは、1社だけがやろうと思っても難しいこと。業界全体で取り組めば、いつか完全週休2日がスタンダードになる日が来ると思います」(22歳/男性)

 

両回答共に共通しているのは、“美容業界全体”で休みを取りやすい環境に改善してほしいということ。

 

サービス業である美容師はあまり自分本意ではお休みを決められない事情がありつつも、美容師も人間。自分の時間や、リフレッシュができる時間が欲しいですよね。

 

サロンにいる美容師全員が生き生きとしたサロンになれば、ストレスが軽減されて、笑顔あふれるサロン環境作りに繋がるかもしれませんね。

 

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3 ママだって働けます!—育児休暇編−

 

どんな業界でも避けて通れないのが“育児休暇”問題。

 

女性が多い、美容業界。今美容師を希望する若い世代が減ってきているのも、ママになったら働けなさそう…。という漠然とした不安感もあるのでは?どんな声が集まっているのか、みていきましょう。

 

「今私が勤めている会社は、育児にとても理解があるので、子どもがいる私でも、オーナーをはじめとする周りのみなさんに支えられながら働くことができています。でも、美容業界全体を眺めてみると育児に理解のある会社はそれほど多くないと思うので、もっと笑顔で働くママさん美容師が増えたらいいなと思います」(25歳/女性)

 

「男性が育児参加して当たり前の時代なのに、まだ美容業界は育児を目的とした勤務時間の短縮や、育児休暇取得への取り組みが進んでいないと思います。美容師の仕事をずっと続けられる環境を、自分も参加しながら作っていきたいです」(25歳/男性)

 

なんと、育児休暇制度を求める声が男性美容師からも。業界全体でママ美容師を応援する体制を整えて、業界内を活性化させていけば、また美容師を志す若者も増えてくるのでは?

 

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美容師の求める理想のワークライフバランスはいかがでしたか?

 

最近ではワークライフバランスをウリに求人募集をかけるところが増えてきており、以前よりは働く環境が整備されている所も増えてきましたが、まだまだ追いついていないサロンがあるのも実情です。

 

育児休暇編でも触れた通り、業界全体でのワークライフバランスを考えていくことで、業界の活性化につながっていくのではないでしょうか。

 

まずはサロン内で一度そういった議論の場を設けてみては?あなたの声が美容業界のワークライフバランスを変えるきっかけになるかもしれませんね。

(株式会社セイファート 美容師アンケート調査より)

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