SNSで営業力UP?美容師のSNS利用調査
発信内容
最後に発信内容をみていきましょう。寄せられた発信内容のなかから、注目すべきものをいくつかピックアップします。
多かったのは、友人とのコミュニケーション。
「なかなか会えない友人に、家族(主に子供)の事を共有している」
「友達関係を維持するために『いいね!』を押している」
「飲み会の連絡に使っている」
グラフからも読み取れたように、友人に向けたプライベートな内容を発信することが多いのでしょう。しかし、なかには
「旅行へ行った時などのこと。忘れないように、その時感じたことをアップしておく」
「その日あった出来事を短くまとめて日記代わりしてしる」
といったように、友人に向けてというよりも、個人的な日記やメモ代わりにSNSを利用している方もいるようです。
友人に向けた発信や個人的なメモ。このようなプライベートな内容を発信するという回答が多かったのですが、仕事に関する情報を発信している人もいなかったわけではありません。
「みんなに知ってもらいたい、こんな技術勉強や商品があるんですよ!という情報を発信している」
美容師同士の情報共有に活用している例ですね。さらに、次のようなSNS上級者も。
「前回のお店のときはスタイル写真やプライベートまで幅広くFBに書いていた。自分の思いやアフターケア、予約取りは全てツイッターで書いていた。アカウントはいくつか分けている」
「Facebookは日記、写真UP、オススメスタイルのUP、プライベート写真など。Twitterは日々の思っていること、お客様との再来を促すアフターフォローをツイート。個人のアカウントと仕事のアカウントとを分けて使っている」
このお二人は、写真をアップしやすいFacebookではスタイル写真をあげ、気軽に書き込めるTwitterではお客さんへのアフターケア、というように、SNSごとに内容を分けて発信しているそうです。はじめは難しそうですが、慣れてしまえばSNSの使い分けはお客さんとコミュニケーションをとる有効な方法になりそうです。
一般の方と同じように、美容師さんのなかでもSNSは友人とのやりとりに使う方が多いことが見えてきました。しかしなかには、美容師同士の情報共有やお客さんへのフォロー、スタイル写真のアップなど、仕事にSNSを活かしている方もいるようです。あまりそういった使い方をしているライバルがいないからこそ、SNSを仕事に活用してみると他の美容師との差別化につながるかもしれませんね。ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。
(株式会社セイファート 美容師アンケート調査より)
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