忙しい美容師の救世主! 心とお腹を満たす日本のソウルフード“おむすび”のススメ。<サロむす>
“おにぎりの会”を結成し、メンバー内で3組も結婚! 愛を育むおにぎりのパワー −SOWELU 根本 雅章さん−
−おにぎりをよく食べるようになったきっかけは?
専門学校のころですね。ランチに毎日おにぎりを食べている子がいたのですが「いつもおにぎりだし、同じ味だよね」と同級生にからかわれていて…。 イジられている姿を見るのは心が痛みましたし、「同じおにぎりを食べることは恥ずかしいことじゃない!」という想いから“おにぎりの会”を発足しました。
−“おにぎりの会”ではどんな活動をしていたのですか?
共感してくれたメンバー12人で昼食におにぎりを食べていました。「夏はやっぱり梅干しにかぎるねー」とか、みんなでおにぎりのことを話した日々は僕の青春ですね。毎日一緒にいたので、今でも家族みたいに仲良しです。メンバーのうち結婚したカップルが3組います!
−12人中3組も! 根本さんはそのうちの一人ですか?
いえ、僕は、サポートばっかりしてました(笑)。3組も誕生したので、結婚式の余興で披露する鉄板ネタまであります。まさかこんなに結婚するとは驚きです。食卓を囲むことでつながる愛って深いんだなと実感しました。
−根本さんはどんなおにぎりが好きですか?
幼いころから同居しているおばあちゃんのおにぎりが好きです。「おいしい」と伝えると無限に作るおばあちゃんで、一度褒めた鮭おにぎりをひたすら作ってくれて(笑)。
今でも毎日おにぎりを作って食べています。好きな具ナンバーワンは唐揚げ! あ、もちろん鮭おにぎりも好きです(笑)。
−作るときのこだわりはありますか?
白米のおにぎりが好きなので、米の硬さには気をつけています。水の量を少なくして、食感を残すのがポイント! 実家の田んぼでつくっている茨城県コシヒカリを使用しています。
僕は、白米の風味と海苔の食感を楽しみたいので、食べる直前に海苔を巻く派です。朝・昼1つずつにぎっています。
−根本さんにとって、ずばり“おにぎり”とは?
“絆”を感じさせてくれるものですね。サークルの仲間がいたから、辛い下積み時代も乗りこえられ、こうして美容師を続けられています。おにぎりばっかり食べていたからか、みんな包容力があるんですよね(笑)。共働きの両親の代わりに毎日にぎってくれたおばあちゃんにも感謝です。おにぎりを通して生まれた家族や友人との絆は、僕の宝物です。
プロフィール
SOWELU
店長/根本 雅章 (ねもと まさあき)
茨城県出身。茨城県理容美容専門学校卒業。原宿で経験をつみ、自らの希望で現在は水戸で活躍するUターン美容師。SOWELUの立ち上げから参加し、店長としてマネージメントを担当。外国人風の立体感、透明感溢れるスタイルと、お客さま一人ひとりの悩みを解決する丁寧なカウンセリングに定評がある。好きなおにぎりの具は、唐揚げ、鮭、明太子。
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