美容師の悩み解消手荒れ予防と対処方法まとめ

 手荒れの予防する為に大切な5つのポイント

 

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これは各美容師によって色々な意見がありますが

 

    手袋の着用

    手洗いの徹底

    ハンドクリームでの保湿

    バランスのよい食事

    休日はなるべく手を休める

 

の5つが大切だと考えています。一つ一つ説明していきます。

 

■手袋の着用

 サロンにより手袋は禁止されていたりするのですが一番有効な手段です。シャンプーやカラー、パーマの薬剤から手を守ってくれます。特にカラーやパーマ液は必ず手袋で扱い、薬剤のついた手袋は入念に洗うようにしましょう。

手袋に薬剤が残っているとそれだけでも肌の弱い方は荒れてしまいます。

 

■手洗いの徹底

すこしでも薬剤が手に着いたら必ずキレイに手を洗いましょう。手がすでに荒れてしまっている人も清潔を保つ上で手洗いは欠かせません。作業後や仕事終わりには必ずキレイに手を洗い、この後説明するようにクリームでの保湿を心がけて下さい。

 

■ハンドクリームでの保湿

手のバリア機能がなくなるとほぼ荒れてしまいますのでハンドクリームでの保護は欠かせません。手が濡れたらその都度、キレイに水気をタオルでふき取りハンドクリームを塗りこみましょう。必ず手洗いをしてから使うようにしてください。

 

■バランスのよい食事

身体の免疫を高めることも大切です。特に食事には気を使いましょう。しかし、食事を管理するのはとても大変です。美容師をしながらそこまでできないという方も多いとおもいます。ですので、何を食べるか? より、何を食べない方がいいか? を考えましょう。インスタントなどを減らすだけでも体のためになるはずです。

 

■休日は手を休める

軽度の手荒れなら1日手を休めれば十分治ってしまいます。休日はなるべく手を休めるようにし、ハンドクリームなどでのケアに専念してください。

私は重度の手荒れでしたが食生活を改め、4日間の正月休みをケアに専念した結果、キレイに治りました。なかなか長期での休みは取れない職業ですのでこういった機会にしっかりと治しておきましょう。

 

 手荒れしてしまった方の対処方法

 

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すでに手が荒れてしまっている人はとりあえず1回、ひどくなくても病院にいきましょう。

やはり医師が処方してくれる薬は違います。市販のカラー剤と美容室のカラー剤のようなものです。軽度のものなら治しやすいのでひどくなる前に皮膚のプロに相談してください。

対処はスピードが肝心です。一旦ひどくなってしまうと医師の力を持ってしてもなかなか治すことが難しくなり、結果宣告されるのがドクターストップです。できるだけ早期に治すことを心がけましょう。

 

 

いかがでしたか?

手荒れは本当につらいですよね。私もひどかったのでその辛さは本当によく分かります。

でも経営者、先輩美容師になった今、もっとつらいのは手荒れで辞めていく美容師を見ることです。もちろんサロンとしての協力体制も必要でしょう。でもやはり自分の大切な手です。できる限りのことをやってみて手荒れを予防してください。

その先にはきっと素晴らしい美容師ライフが待っているはずです。

 

プロフィール
竹村 一八
ステラマリス 代表

25歳の時に独立し、ステラマリスをオープン
現在はヘア、ネイル、アイのトータルビューティーサロンを2店舗経営中。

ヘアの情報サイト  http://t18stellamaris.com/
ネイル、マツエクの情報サイト  http://kireibu.com/
も運営中。

 

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