現役美容師の泣ける話! 思わず母の日と父の日に「ありがとう」と言いたくなる、親子の感動エピソード集
大学進学をやめ、自分のために働いてくれた姉の夢が叶った瞬間(26歳/男性)
僕は母子家庭だったのですが、高1のときに母が亡くなりました。そのとき、2つ上の姉は大学進学が決まっていたのですが、僕が美容師になりたいことを知っていたため、進学をせずに就職をしました。そして、僕が美容学校に通うための入学金や授業料を捻出してくれたんです。
先日、その姉の結婚式がありヘアメイクをさせてもらいました。「私が結婚するときに、あんたにヘアメイクをしてもらうっていう夢が叶ったよ、ありがとう」と言われ、涙が止まりませんでした。
今の自分があるのは、姉のお陰です。感謝してもしきれません。
母お手製の日めくりカレンダーで国家試験をパス!(25歳/女性)
美容学生時代の話です。国家試験の実技に受かるかどうか危ういレベルだった私は、国家試験の1ヵ月前から、毎日早朝に学校へ行って朝練をしていました。
焦っている私の気持ちを少しでも落ち着けようとしてくれたのか、あるときから玄関に母の一言が書かれた日めくりカレンダーが置かれるようになりました。
「頑張れ!」や「負けるな!」などの応援や、偉人の言葉などが書かれていて、それを見て笑ったり、やる気が出たり。毎日気合を入れて朝練に向かうことができました。そして国家試験も無事合格! 応援されることが自分の活力になることを知り、そのマインドは後輩教育に対しても活かされています。
>美容師を頑張れるのは、あの言葉があったから。無断欠勤をし、母から言われたこと。