美容師が絶対に捨てるべきモノ3選! ミニマリスト美容師4名に聞いた、自分らしい働き方が見つかる「断捨離」のすゝめ

 

仕事に集中しようと一念発起で断捨離! フットワークが軽くなり、仕事でも新たなチャレンジができるようになった-ミニマリスト歴10年以上:EMANON黒崎勝巳さん

 

EMANON吉祥寺東急裏店

フリーランス美容師/黒崎 勝巳(くろさき かつみ)

1973年生まれ。埼玉県出身。ハリウッド美容専門学校卒業。数店舗を経て2014年からフリーランス美容師として独立。50代となった現在も長年の顧客さまに支えられながら、生涯現役美容師を目指して日々奮闘中。

Instagram:@kurosaki_hair

 

―ミニマリストになったきっかけは?

30代初めのころ、美容師としてなかなか良い結果が出せず、人生の岐路に立たされていました。そこで、もっともっと仕事に集中しようと一念発起し、大切にしていた趣味のものを捨てはじめたのがきっかけです。そこから必要な「もの」や「こと」にお金や時間を使い、不要なものは最小限にしていくという思考になりました。

 

 

―美容師が捨てるべきモノを3つ教えてください!

 

美容師が捨てるべきモノ1:今の自分に違和感を感じる服

美容師はトレンドや自身の感性の変化に敏感。一年もすると、昨年着ていた洋服に違和感があるなんてことがあるのではないでしょうか。

もともと私は洋服の数は少ないほうで、以前は上下4セットくらいでコーディネートを組み、着回していました。そのくらい持っていれば、あまり洋服が傷まないんですよね。でも、翌年には違和感を持ち、結局手放さざるを得なくなってしまいます。

私の場合、それに加えて体型の変化もあって、洋服は今の自分の好みに合う旬なものを毎シーズン2着だけと決めて購入し、それをワンシーズンで着倒すイメージでヘビロテするようにしています。

 

 

―美容師が捨てるべきモノ2:テレビ

私自身、テレビを捨てたら困るんじゃないかと思いましたが、時間的にも経済的にもメリットだらけ。今やさまざまな動画配信サービスなどがありますし、YouTubeチャンネルも数多くあります。テレビだと受動的に情報を受け取ってしまいますが、ネットでは能動的に検索した情報だけが得られるので、情報の取捨選択力が身につきます。あと、毎月の電気代が節約できるので経済的にもおすすめです!

 

 

―美容師が捨てるべきモノ3:厚手のバスタオル

コットン素材の厚手のバスタオルは、乾くのに時間がかかり、収納するときもかさばります。洋服もそうですが、乾きにくい素材やお手入れが大変なものはなるべく持たないようにすると時短になります。ちなみに、私は登山用の薄くて軽いタオルを愛用しています。また、女性のミニマリストさんから聞いたのですが、ロングヘアの場合でもタオルを2枚使えば大丈夫みたいですよ。

 

必要最低限のものだけが配置されたプライベートスペース

 

―ミニマリストになったことで、美容師業にどのような影響がありましたか?

ものを捨てることをとおして、身も心もスッキリ整理され、身軽さや自由さを感じられるようになりました。結果、仕事でも新たなチャレンジができ、フットワークがとても軽くなったんです。

ものを捨てることで、今の自分にとって大切なことは何なのかを深掘りしたり、見極めたりができるようになります。また、自己規律が身につくため、浪費も減り、経済的な悩みも軽減されました。逆に、ものを増やすということは、それだけ維持や管理をする労力や時間も取られるので、負担になるんですよね。

 

 

―断捨離したいけどなかなか挑戦できない美容師さんに向けて、アドバイスをお願いします!

まずはお気に入りのものだけに囲まれる快適な暮らしをイメージして、不要なものを「1日1捨(1日に1つだけ捨てること)」からしてみる。また、何か新しいものを1つ買うときは、2つ以上のものを手放すというマイルールを決めて、少しずつトライ&エラーしてみるのがおすすめです。

ぜひ、みなさまも身軽で快適な自分らしいライフスタイルを体験されてみてください!

 

 

>自己管理が趣味なOCEAN TOKYO SENDAI 向山さんにとって「美容師が絶対に捨てるべきもの3選」とは?

 

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