根性論は時代遅れ?イマドキ美容師のメンタル強化法
パターン②
同期はみんな昇格したのに…私だけ置いてけぼり?
なかなかアシスタントを卒業できずに、焦っている人も多いかもしれません。そんなときは、「なぜ美容師になったのか」「どんな美容師になりたいのか」という目標を振り返ってみましょう。
少なくとも「誰よりも早くスタイリストになること」が目標ではなかったはずです。「美容師としてお客さまを喜ばせる」とか「雑誌に取りあげられる美容師になる」など、もう一回り大きなものだったのではないでしょうか。同期より遅れているからといって、それらの大きな目標を叶えられなくなるわけではありません。
アシスタント時代に、たくさん苦労をすることはメリットにもつながります。例えば、後輩を指導するときに「つまづきやすい点」が分かりますし、いろいろな先輩スタイリストにつくことで、様々な技術を見るチャンスが与えられるわけです。
腕利きの美容師さんほど、転職後の「2度目のアシスタント生活」が自分のタメになったと語ります。いろいろな技術・接客に触れて、成長するための「投資」だという人もいました。今、同期に遅れていることを気にしている人は、アシスタント期間をいかに有意義に過ごすかを考えてみてはいかがでしょうか。