山本晋平（やまもとしんぺい）さんの場合／スタイリスト／症状の出る箇所：鼻

－食生活に取り入れているものはありますか？

花粉症にはビタミンを摂るとよいと聞いたので、親戚の果樹園で穫れたミカンを実家から送ってもらい食べています。ここぞというときには、コンビニのビタミンドリンクも追加して乗り切っています。

－これは手放せないというグッズはありますか？

薬局に行くとマスクはボックス単位で買っています。幼少期から患っている鼻炎に加えて、花粉症も春と秋の両方で発症するので、通年で使うものはコストパフォーマンスを重視していますね。

－サロンワーク時はどう対策していますか？

家に帰ったときと同様に、店に入るときはできるだけ衣服の花粉を振り落としています。それから手洗いとうがいを徹底する。あとは鼻に力を入れて、すすらないように気合いでしのぎます（笑）。

ティッシュの鼻栓から、くしゃみを止める裏技、花粉を持ち込まない基本の対処まで、悩める美容師の工夫はさまざま。しかし今回話を聞くなかで意外だったのは、3人が「気合い！」と口をそろえたことでした。一日の始まりには、憂鬱な気分に負けずに「よっしゃ！」と気持ちを切り替えることも大切なんだそう。

この春、花粉と戦う美容師！　どんな対処法にもなくてはならないのは、思いのほか、花粉に打ち勝つ覇気なのかもしれません。

＜取材協力＞

MAHALOA mahana

新宿駅徒歩1分。ハワイをテーマにした店内は、現地から取り寄せた雑貨やインテリアに囲まれた癒しの空間。スタイリストの高度な技術、満足度の高い接客に、指名でのリピーターが続出している。

HP>http://mahaloa.jp/info/index.html

（取材／文・阿部夕華）