打倒、春の憂鬱! 戦う美容師の花粉症対策術
暖かな季節とともに到来するやっかいな花粉症。せっかくの春なのに、この大敵のせいで気分がのらない! なんて人も多いのではないでしょうか。そしてそれは美容師であっても同じこと。
接客業である美容師たちは、自身の花粉症をどうやって乗り越えているのでしょうか。花粉症と戦う3名の美容師に、服薬以外で行っている対策をお聞きました。
渡辺恭子(わたなべきょうこ)さんの場合/スタイリスト/ 症状の出る箇所:目と鼻
-食生活に取り入れているものはありますか?
母から「甜茶(てんちゃ)とカスピ海ヨーグルトが花粉症に効く」と聞いて取り入れました。母は花粉症の家族ために、効きそうなものの情報をどこかから仕入れてきては、家族に「やってみ! やってみ!」と勧めるんです(笑)。父はより効果を実感できたのか、この二つを熱心に続けていますね。
-これは手放せないというグッズはありますか?
普段はコンタクトレンズを付けているんですが、レンズに花粉が付いてしまうと一日中かゆいので、症状がひどいときは普通のメガネを使用しています。花粉症用のメガネは見た目がゴーグルみたいで、なかなか手が出せないんです…。美容師は見た目も大事ですから。
-サロンワーク時はどう対策していますか?
私は目も鼻も症状が出るのですが、鼻の症状があまりに重たくどうしようもないときは、鼻水が垂れてしまうのを防ぐために、鼻にティッシュを詰めてマスクで隠すこともあります(笑)。メガネはフレームを介すとお客さまとの距離感がつかめなくなるので、サロンでは使わないようにしていますね。