水のように生きていきたいから、東京から離れた 。美容師の『断捨離人生』−BEAUTRIUM/川畑 タケル−

ガンジス川に浸かっているとき、天から何かが降りてきた

 

 

東京から離れることが怖くなかったわけじゃないし、自分勝手なことをしているなって言う気持ちもありました。だって、一般のお客様や、モデルのお客様がいっぱいいたわけだから。

 

しかも、仕事がうまくいっているときに、東京を離れるわけだから、勇気がいる勝負だよね。若いうちは東京で働いて充実しているんだけど、だんだん迷いが出てきちゃうものなんです。

 

 

で、インドでガンジス川に入っているときに、何かが降りてきて七里ガ浜に移ると決めた(笑)。今の場所はね、考えれば考えるほど一番よかったんです。駅から近いし、駐車場もいっぱいあるでしょ。海が目の前でしょ。あと波がいい。鎌倉近辺では一番いいです。

 

こっちの暮らしは健康にいいですよ、精神的にもね。ほっとするし、東京にいたころは疲れていたんだなって気づかされます。今はぼーっとする時間もあるけど、東京にいたときはずっと気が張っていたからね。

 

 

僕は基本、水のように生きているんです。これからも流れるように生きていきたい。もともと、美容師を24歳まで辞めてました。サーフィンしたくて仕方がなくて辞めて、本当にサーフィンしかしなかった時期があるの。自分の気持ちの赴くままに、一番やりたいことをやる。それでいい。何かを辞めたら辞めたでさ、また素敵な何かに出会うかもしれないんだから。

 

>美容師として、お客さんの断捨離を手伝ってきた

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