人生設計までクリエイティブ。幸せなサロン経営は、綿密な計画から始まる -December 北田ゆうすけの習慣 前編-
忙しさを理由に、大切なことを後回しにしない
誰でも人は忙しくなりすぎると、先のことを考えられなくなると思います。「いつかやらなくてはならない大切なこと」は忙しいと後回しになりがちです。でもそれは、サロンオーナーにあってはならないこと。たとえば、サロンオーナーにとって最も大事な「サロンのみんなの未来をつくっていくこと」が当てはまります。
具体的な例として、今年入った1年生がどのように成長していくか逆算して、いつどんなことをするかスケジュールを立てています。将来のビジョンから逆算することで、今日やることが具体的になります。目の前のことだけやっていても、ビジョンに到達することはありません。「みんなの未来をつくること」が僕の仕事だから、当然、未来を考える時間が大事なのです。もちろん、その時間もスケジュールに入っています。
考える場所は、カフェのテラスや、代々木公園など、あえて屋外を選ぶことが多いです。普段と全く違う開放的な場所で刺激を受けることで、自由で新しい発想ができます。そして、自分が考えたことについて、携帯にメモにすることもあるし、紙に書くこともあるのですが、とにかく書き出すようにしています。アウトプットして目に見えるかたちにすることが大事だと思うからです。
スケジュールに詰まっている予定は、すべて僕が思い描く未来へと続いています。思い通りに行かないこともいっぱいあるけれど、行き先を決めない限り、前には進めないと思うのです。