魚と人の頭脳戦!? メンズのカリスマが釣りに熱狂している理由 -Men’s Lapis KUNIの習慣 前編-
考えに考えて投げた一投が刺さったとき、脳汁が出る
仕事が終わってから釣りにいくときは、潮汐(潮の満ち引き)をアプリで調べてからスポットに向かいます。場所は京浜運河近辺がメインです。周りの釣り人がみんな釣れていないときも、僕だけは釣れることも多いから「京浜のカリスマ」と呼ばれています。すみません、自称です(笑)。でも、周りが釣れていないときでも釣れるのは本当です。
釣りの醍醐味はいっぱいあるんですけれど、やっぱり「魚と人間の知恵比べ」みたいなところが面白いですね。どんな魚もそうなんですけれど、ある程度育ってくると釣りづらくなるんです。ルアーのサイズが少しでも適正からずれると食いついてこない。考えに考えて投げた一投が刺さったときがヤバいですね。「はい、俺の勝ちー!」ってテンションが上がるし、脳汁が出る。技術だけでは釣れないです。実は頭脳戦なんですよ。
釣りスポットについたらまず魚の動きをよくみます。といっても、夜だし、真っ暗だから見えないこともある。だから全く魚の様子がわからないまま、全然釣れずに帰る日もあります。一方で、魚の動きや今食べているものが予想できたとき、ルアー選びを間違えなければ、いい感じの釣果が期待できる。潮の満ち引き、水温、季節などなど、本当にいろんな要素を踏まえた上で、渾身の一投を放っています。経験を積むとパターンもわかってくるから、どんどん釣りの精度が上がっていくんですよね。