カミカリスマ常連のMINX取締役が約20年以上、絵を描き続けている理由 -MINX歳嶋 建国の習慣 前編-

「心情」をイメージしながら色を重ねて抽象画をつくる

 

 

大人になってから絵を描き始めることになったきっかけは、2002年に一人旅で行ったニューヨークでした。ニューヨーク近代美術館の展示で、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコなどが描いた抽象画を見て、「こんな表現があるんだ!」と感動したんです。「日本に帰ったら自分でもチャレンジしよう」と思って描き始めて、今も続けています。

 

サロンに飾られているフェミニンをテーマにした作品(左)

 

MINXの店内にも僕が描いた絵を飾っています。例えば、「フェミニン」がテーマの作品では、お客さまの気持ちを想像して描きました。よく見ると、ボブになっています。カットをしたあと、お客さまは目の前で喜んでくれているんですが、「もっとこうなったらよかったのに」などと思っているネガティブな部分もあるかもしれない。もちろん、嬉しくて晴れやかな気分になっているかもしれない。黒か白かではなく、色々な心情が入り混じっていると思うんですよね。

 

そうした心情を、イメージしながら色を重ねました。カタチにならないものを絵に落とし込むというのが、自分の中で大きなテーマになっています。

 

歳嶋さんの:展覧会出品作品

 

>最後までこだわり抜いて絵を描くことは、施術にも生きる

 

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