月1000万を超え今なお伸び続ける売上を支える習慣 朝晩の手入れを欠かさず、30年同じハサミとクシを使い続ける -GRAND TAYA GINZA 大川 雅之の習慣 前編-

30年同じハサミとクシを使い続けている理由

 

 

道具に感謝する習慣は、美容師になってからずっと続けています。実家で床屋を経営している父親や従業員の影響もありますね。ハサミを毎日磨き、定期的に油をさして丁寧に手入れをして、いつも万全の状態で使っていました。

だから最初、ヘアサロンに入ったときに「みんな結構、道具を適当に扱っているんだな」と思っていました。僕にとっては、大切に扱うのが当たり前だったんですよね。

 

道具を大切に扱うと応えてくれるというのは、僕自身は日々感じています。というのも、これまでずっと売上が増えてきましたし、まさに今ダントツでお客さまが増えています。ここ最近は月売上1200万円、1300万円のペースです。これまでやってきたことは多分間違いじゃなかったなと。毎日忙しいですが、道具への感謝は忘れません。10分、15分あればできることですしね。

 

 

物持ちもかなり良いほうだと思います。理容師の父から受け継いだハサミとクシは30年くらい使っています。もう販売していないメーカーのものです。クシも今はもう動物保護のため作られていないと思いますが、水牛のツノからつくられたものを使っています。

 

本当かどうかわからないですけれど、ポマードに1週間くらいつけて拭き取ってあげると、油が染み込むから髪にツヤが出るし、クシが折れないと父が言っていました。実際に30年以上使っているから、間違ってはいないのかなと。しかもそのクシは、僕がスタイリストデビューするときに、ヤスリで削って手に馴染むようにつくってくれたものだから、手放せないですね。

 

>ハサミを研ぐことを人任せにしたくない

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング