アラームが鳴る5分前に目が覚める体質になると、布団でダラダラするのが苦行になる -SOIE/sisi 柳原 弘樹の習慣 後編-

1日のうちに、サーフィンとゴルフの両方をやってみたい

 

 

夏場なら日が昇るのが早いので、朝4時からサーフィンをして、7時には海を出て、8時にサロンに戻ってくることができます。もちろん、しっかりと準備した上でその日のサロンワークに取り組むことができるし、普通に通勤している人たちと違って、「すでにやりたいことを一つやっている」から、そのことだけでも充実感を得られます。

 

その1日の時間を有効活用できているから、満足感も高い。時間に追われるのではなく、自分の好きなようにコントロールできているからこその満足感だと思います。


 

ちなみに、冬の寒い日でも布団から出ることが苦痛だと感じたことがありません。好きでやっているから当然なんですが、冬の海に入ることにも抵抗はないですね。眠い目をこすりながら無理やり起きることもないし、寒いのを我慢しながら布団から這い出るとかでもない。早起きして何かをすることが完全に習慣化していて、僕にとって普通のことだから、そこに辛いとか我慢だとか特別な感情はないですね。これも「習慣の力」です。

 

いつかやりたいと目論んでいるのは、朝4時に海に入って、7時に出て、8時からゴルフ場に行くというプランです。1日に好きなことを2つできたら最高かなと思っています。

 

 

目覚ましアラームが鳴る5分前に目が覚める体質になった


 

朝が苦手な人からすると、僕の生活はストイックに見えるかもしれないですが、朝早くから活動をしているのは、バイタリティがあるからではないんですよね。僕からすると休日の朝、ゆっくり寝ることが習慣になってしまうことが怖いんです。そこから抜け出せなくなってしまいそうだから。本当にただ同じことを続けてきただけで、朝から元気よく動ける体質になったんですよ。

 

朝も自然に目が覚めます。目覚ましのアラームはセットしているのですが、アラームが鳴る5分前には目が覚めるんですよ。サーフィンをする時は夜中2時半に家を出ることもあります。やりたいことに合わせてアラームをセットしておくだけで、起きられるのは不思議ですね。特に予定がないときも、6時台には目覚めます。もうそういう体質になってしまったのだと思います。

 

 

僕は休日にしっかり寝て休むことを否定するつもりはないし、無理に早起きを勧めるつもりもありません。人それぞれの価値観、生活スタイルがあるからです。ただし、早起きでもなんでもいいですが、それが当たり前になるまで続けることをお勧めします。それが習慣になるし、その習慣が人をつくるからです。

 

プロフィール
株式会社TOBALI

SOIE(ソワ)

sisi(シシ)

柳原 弘樹(やなぎはらひろき)さん

香川県出身。高校中退後、塗装工として7年働き、美容師に転身。香川理容美容専門学校卒業。30歳で上京し、アフロートに入社。トレンドブックLilouの編集長としての仕事もこなしAFLOATデザインチームのリーダーを経験。ヘアコンテスト、フォトコンテスト受賞歴多数。サロンワークのほか、メイク・ヘアメイク、セミナー講師としても活動している。2019年10月に「SOIE(ソワ)」を2021年11月に「sisi(シシ)」をオープン。2021年11月に株式会社TOBALI設立。

 

(文/外山 武史 撮影/菊池麻美)

 

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