作品のアップを続ければクオリティも上がっていく

スタイリストデビューしたばかりのころは、お客さまはハントつながりのみでした。それでもハントから来てくださるお客さまが相当数いたので売上が月100万円を切ったことは一度もありません。さらに多くのお客さまに来ていただくために、Instagramに興味を持ちました。

その当時、Instagramをを活用して集客した実例がまだまだ少なく、全て手探りでのスタートでした。運用方針はとにかく自分がかわいいと思ったスタイルを載せること。ハントのときと同じく、ここでもやはり継続することが大事で、続けていくとクオリティが勝手に上がっていくし、フォロワーも増えてくるものなんです。

僕はスタイリストデビュー前から、外国人風ヘア独特の質感に魅力を感じていました。どうしたら日本人の黒髪でそれを再現できるか、日夜研究し続けた結果、行き着いたのはハイライトです。でも残念ながら、ハイライトのデザインカラーを前面に推す僕に、あまり周囲からの理解は得られませんでした。「それ、全然いいと思わないけど大丈夫？」みたいな感じです。お手本がいないからカラーの手順なども独学でやっていたので、周りからは異端児としてみられていたかもしれません。

ハイライトカラーの魅力を僕が感じていましたし、ハイライトの提案によってお客さまが垢抜けていく様子を見ていました。お客さまから支持され、それが売り上げにも反映されていきました。自分の直感を信じてひたすらハイライトを続けてきた経験が、いつしか自分の強みになったんです。

＞＞大事なのは、大きな目標と小さな目標を組み合わせること