「世界の名著を読むこと」はコスパ最高の自己投資だ ―Gallica中村飛鳥さんの習慣 前編―

自分と同じ悩みを、すでに解決して本にまとめている人がいる

 

 

人を雇って美容室を経営しているわけですから、日々大変なこともありますが、それでも比較的悩まずにやれているのは、やはり本を読んでいるからです。

 

何か問題にぶち当たったとき、その解決方法を知っている人は必ずいます。同じ問題を先に経験している人がいるからです。だから、その解決のヒントが書かれている本を探します。そして、その本に書かれていた内容を実践してみる。すると多くの問題は解決します。

 

だから僕は今、悩みを抱えることがあんまりないんですよ。しかも、本のいいところは課題を解決するヒントだけではなく、その人の人生の一部が詰まっていること。一冊の本から学べることは一つだけではないんです。

 

 

もちろんスタッフ育成においても、読書の習慣が役立っています。例えば、なかなか売れないスタイリストは技術よりもむしろ、コミュニケーションや集客が弱いケースが多い。そのため、これまで僕が読んだ本をまとめて、コミュニケーションマニュアルをつくりました。

 

当日手元にあった本、電子書籍と合わせて3冊持ち歩いていました。

 

コミュニケーションについて書かれた本って、世界中にたくさんあるわけですよ。その中に美容師に当てはまるものだけを見つけるのは大変なので、みんなが効率よく学べるように要約しています。このほか、心理学や行動経済学など、美容師の仕事に役立つ知識って世界に溢れているんですよ。

 

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