有名企業のトップとの異業種交流で「事業家脳」を鍛える -LONESS代表 本田治彦さんの習慣 前編-

社長たちと交流すると「事業家脳」が鍛えられる

 

 

業界外の社長さんたちと話すことで、お客さまと話すときの話題も広がります。毎日同じことをして、同じ人とだけ過ごしていたら、本当に小さい世界で生きることになってしまう。経営者はそれでは困るんです。

 

 

経営者と話すことで、「事業家脳」も鍛えられます。美容師さんと事業家って投資する順番が逆だと思っていて。美容室の場合、お客さまが増えて、席が足らなくなったら、お金をためて出店するという順番が一般的だと思います。事業家の場合は、まず先にいつまでにどんな店舗を出すという事業計画をつくって、お金を調達してつくってしまいます。異業種出身の美容室オーナーさんの展開の仕方をみても、そんな感じですよね。

 

お金が溜まってからやるのと、先に資金を調達して事業に投資するのとだと、成長スピードも違ってくると思います。もちろん、どちらの考え方が良い、悪いという問題ではありません。あくまで、事業展開の進め方の違いの話です。これからも、本業である美容に全力を注ぎつつ、事業家脳を働かせて、LONESSを強くするためのチャレンジをしていきたいと思います。

 

プロフィール
LONESS代表 本田治彦

東京都出身。高校卒業後、大学で経営を学んだ異色の経歴の持ち主。日本美容専門学校卒業。ダブルスクールで美容専門学校に通い国家資格を取得。表参道の有名店で活躍し、店長やディレクターなどの要職を経験。2016年3月に独立し、片山良平さんとLONESSを立ち上げる。

 

 

  美容師の習慣 バックナンバーはこちらから>>

 

  ライフマガジンの記事をもっと見る >> 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング