服にかけるお金は、美容師が自分を高めるための自己投資だ -L.O.G SHIBUYA長山ゆうきさんの習慣 後編-

美容師のセルフブランディングにファッションは不可欠

 

 

僕はメンズのお客さまが多いし、僕の服装を見て選んでくれている人もいると思います。そういうお客さまには、「こういう髪型が似合うと思いますよ」と自信を持って伝えやすいです。基本的に、お客さまも自分と好きなファッションやカルチャーが似ている人を選ぶと思うんですよね。だから、服にかけるお金は、一種の自己投資だと思っています。美容師としてセルフブランディングをするためにも、ファッションセンスを養う習慣は不可欠ではないでしょうか。

 

春夏と秋冬の服が出るタイミングで、ざっくり20万円から30万円くらい服に投資しています。この金額を見てどう思われるかわからないけれど、僕にとっては集客にもつながる「生きたお金」です。

 

 

着なくなった服は後輩にプレゼントすることもあります。僕も経験があるんですが、若いころはお金がなくて、なかなかほしい服が買えません。だから後輩にも喜んでもらえるのがうれしいですね。それでも、クローゼットにしまいきれないほどの量があるので、倉庫を借りてそこに保管しています。

 

 

お金がなかった頃も、入ってきたお金を服につぎ込んでいましたし、足りない分はクレジットカードで買っていました。請求書がくるから必死に頑張っていた部分もありますが、人には勧められないですね(笑)。でも結果として、アパレル業界とのつながりができたし、美容師以外のコミュニティの中に入ることもできました。投資したお金を回収したというよりは、人脈という財産を手に入れることができてよかったという感覚です。

 

>好きなことにどっぷりハマれば、それが必ず美容にもつながる

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