太陽と共に暮らせる場所に旅に出て、心と体を解放する -SYAN 野々口 祐子さんの習慣 後編-
大自然の中、太陽と一緒に暮らす1日が気持ちいい!
セドナに着いてからは、写真を撮ったり、トレッキングをしたりしました。朝早く起きて、岩山に登り、夜太陽が沈んだら眠る。太陽と共に暮らしていると、マインドがリセットされる気がします。
宿泊したのは、少し大きめのAirbnb。お庭が付いていて、そこから見える景色も最高でした。前回は友達夫婦も一緒だったので、お庭でバーベキューしたりしました。贅沢な時間でしたね。
長期休暇を取れたときは海外に行くのですが、短い期間しか休めない場合は移動時間がもったいないので、国内旅行をしています。例えば5日間しかないときは、軽井沢で5日間、癒しの旅をしたりとか。やっぱり、自然が豊かな場所が好きなんですよ。心が求めているから、定期的に行かないと落ち着かないんですよね。1泊2日でも、長野や栃木などの温泉地に行ったりしています。
大自然のパワーを浴びて、カラダにたまった雑念や邪気を消す
日本国内を旅行するときは、行った先の神社にも寄ります。神社は大体、気持ちのいい場所に建っていますし、澄んだ空気が流れている感じがするんですよね。神社に行ったあとはホッとしますし、体の中にたまった邪気がとれるような気もします。
もちろん、東京は魅力のある街ですが、建物がたくさんあって視界が遮られているので、朝日が登って、美しい夕日が沈むことを感じられないですよね。私は、やっぱり太陽を感じられる場所が好きなんです。だから、自然がたくさんある場所に行きたくなるんですよね。夕日の美しさでいうと、ハワイの夕日は最高に好きです。セドナの夕日はさらに美しく、別次元でした。
セドナ旅行での夕日
今の時代、モノや情報が洪水のようにあふれています。都会に住んでいると、求めていなくても、なんでも集まってきます。どうしても雑念も増えてしまうもの。いつも私は新鮮な気持ちで仕事や生活と向き合いたいから、旅することをやめないのです。
- プロフィール
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SYAN
代表/野々口 祐子
大阪府出身、ルトーア東亜美容専門学校卒。 2006-07年に渡米後都内2店舗のディレクターを経て、SYANを立ち上げる。 現在サロンワークとともに、雑誌・ブランドカタログ・ブライダルのヘアメイク、セミナー講師としても活動中。
(文/外山 武史 撮影/金田 裕平)
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