サロンブランディングを徹底し、sikiの“勢い”をつくる -siki 磯田基徳さんの習慣 後編-

“リアル”が求められるSNS時代だからこそ、スマホでポートレート撮影

 

 

僕がInstagramにアップしている写真は、お客さまのポートレートが中心。sikiのフロアかドアの外で、iPhoneで撮影しています。これにも意味があって、ヘアはもちろん、sikiという空間を感じてほしいから、あえてピンクの扉の前などで撮影して、写真に含まれる情報量を増やしているんですよね。

 

iPhoneで撮影しているのは、サロンワークの“リアル”を伝えたいから。モデルさんの髪を高性能のカメラで撮影するのもいいけれど、今の時代に求められているのはリアルだと思うんですよね。大切なのは写真撮影がうまいことではなく、その髪型が本当にお客さまに似合っているか、素敵かどうかですよね。だとしたら、お客さまの自然体な姿を、iPhoneで手軽に撮影したほうが、Instagramを見た人にも伝わるはずだと考えています。

 

サロンの価値を高めるという意味で、みんなの夢を叶えていくことも欠かせません。トップスタイリストになりたいでも、世界一周旅行に行きたいでもなんでもいいですが、sikiというサロンで働きながら、その目標を叶えられるとしたらモチベーションがあがっていい仕事ができるし、それはお客さまにも伝わりますよね。みんなの夢を叶えることが僕の夢でもあるので、夢を叶える環境をつくっていきたいです。

 

 

プロフィール
siki
代表/磯田基徳(いそだもとのり)

埼玉県出身。窪田理容美容専門学校卒業後、都内2店舗を経て、2017年に東京・渋谷に『siki』をオープン。Instagramによるブランディングで一躍人気サロンに育て上げる。MILBON×sweetのコンテストでグランプリを3度受賞。DREAM PLUS CONTESTでは東日本エリアファイナル2年連続進出。

 

 

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