サロンブランディングを徹底し、sikiの“勢い”をつくる -siki 磯田基徳さんの習慣 後編-
sikiを「勢いのあるサロン」だと思ってもらうためにしていること
サロンのなかで先輩、後輩の関係があると思うんですが、仮に後輩がSNSでセルフブランディングがうまくいってお客さまがたくさんきたとき、手が空いている先輩が後輩の手伝いをすることも出てきます。果たしてその先輩は後輩のお客さまのために、100%心を込めて接することができるのかな、と僕は考えてしまうんです。きっとどこかに悔しい気持ちがあると思うし、その気持ちは表面的には見えなくても、お客さまに伝わってしまうもの。これは、お客さまにもサロンにもマイナスです。
このことに気づいてからは、自分ではなくサロン全体のブランディングに結び付けようと考えるようになりました。さっきお話ししたコンテストの場合、優秀な成績を納めることができればsiki というサロンのプレゼンスが上がります。一緒に出た1年生のメンバーも、いい結果が出たらうれしいと思うんですよね。
よく「勢いがあるサロン」っていう言葉が使われていますけれど、「サロンの勢い」ってどういうものなんだろうって考えたことがありました。自分の答えとしては、やっぱりメディアでバンバン取り上げられたり、コンテストで優勝したり、セミナーの依頼が殺到したり、っていうことだと思います。そこに向けて自分に何ができるのかというのを常に考えていますね。
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