「会いたくなる自分」をつくり、人生を豊かにする人間関係を構築する －siki 磯田基徳さんの習慣 前編－
誘われる自分でいるためにしていること
僕は、29歳で独立していますし、Instagramでバズって目立つこともあったから、「sikiってどんな感じのサロンなの？」と関心を持っていただくこともたくさんありました。これはとてもありがたいことだし、誘われやすい自分でありたいという気持ちもあります。世の中、誘われやすい人と誘われにくい人がいると思いますが、単純に誘われる自分でいたほうが得じゃないですか。そのためにも、おもしろい存在であり続けなきゃいけないと思っています。
じゃあ、おもしろい存在っていうのはどんな人か。人間的なおもしろさもそうですけれど、美容師として新しいものをクリエイションすることも大事だと思います。新しいクリエイションをしていると、メディアやメーカーさんからおもしろい企画の依頼が届いたりして、新しいことが始まることもあるんです。実際、来年に向けて、いくつかおもしろいプロジェクトが動いています。
あと、僕が人と会う際に大切にしているのはリスペクトや感謝の気持ちを忘れないことですね。僕は独立前、salon dakotaで働いていました。そのオーナーの小谷さんとは今も一緒に仕事をしています。2019年10月のASIA BEAUTY CONGRESSでも、ライブでコラボレーションしました。今の自分を作ってくれた人と言っても過言ではないし、尊敬もしています。こういう素敵な関係をもっと増やしていきたい。だから、「誘われる自分でいること」「リスペクトと感謝の気持ちを持ち続けること」はずっと大切にしていきたいです。
- プロフィール
-
siki
代表／磯田基徳（いそだもとのり）
埼玉県出身。窪田理容美容専門学校卒業後、都内2店舗を経て、2017年に東京・渋谷に『siki』をオープン。Instagramによるブランディングで一躍人気サロンに育て上げる。MILBON×sweetのコンテストでグランプリを3度受賞。DREAM PLUS CONTESTでは東日本エリアファイナル2年連続進出。
- 1 2
