“あえての徒歩通勤”で、渋谷のクリエイティブな刺激を浴びる -SHACHU みやちのりよし(宮地 則喜)さんの習慣 前編-

毎日の徒歩通勤が、ロケハン代わりになる

 

 

僕は外で作品撮りをすることがあるので、徒歩通勤がロケハン代わりにもなっています。「このエリアの雰囲気にはこの髪型が似合うな」とか「あのポールの色、おもしろいな。撮影に向いているかも」とか、歩いているだけで撮ってみたい場所がたくさん見つかります。

 

歩きながら季節の移り変わりや、季節の香りを楽しむこともできます。「この季節にヘアを絡ませるとしたらどんな感じがいいのかな」とか、クリエイティブなアイディアが湧いてくるきっかけになるんですよ。こういう感受性を磨くことが、作品のクオリティやデザインの幅にも影響すると思います。

 

こんなふうに、自分の働いているサロンがある街を歩くことって、結構大事だと僕は思いますね。とくに渋谷は、ただ歩いているだけで、いろいろな情報が入ってきます。今も発展を続けている街だから、いたるところに工事している建物があります。未完成の建物がどんどん完成に近づくのを見ると、「僕ももっと成長しよう」って気になるんですよ。

 

>センター街を歩いて、「この子たちの髪を染めたい」と思った

 

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