刺激を求めてたどり着いた「境界線の外側」にある遊び -S. HAIR SALON 植田 高史さんの習慣 後編-
ドローンの「鳥の目線」にも夢中! 新しいツールも貪欲に楽しむ
境界線の外に出て新しい視点を得るという話に通じるところでいうと、最近はドローンで撮影することで見られる「鳥の目線」にも夢中です。もともとはサーフィンやスノーボードをしているときに、全天候型のカメラGoProで撮影した動画をSNSにアップしたいと思ってカメラ売り場を訪れたことがきっかけ。でも、そこの店員さんにドローンのよさを熱心に説明されて、買ってしまったんです(笑)。
旅行やサーフィンにいくとき、もしくはセミナーで地方にいくときにドローンも持参するなんてこともあります。セミナー用の道具を入れるカバンの大半をドローンが占めていることもあるんですよ。
最近だと、種子島に旅行にいったとき、波がなくてサーフィンができなかったとき、代わりにドローンを飛ばして、種子島の美しい景色を動画におさめることができました。
こんな風に新しい視点を手に入れたり、境界線からちょっと足を踏み出したりすることで、普通に生活していたら得られない経験を得ることができます。そして、その経験が、自分の脳の未開拓の領域を開発してくれるのだと僕は感じています。
- プロフィール
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S.HAIR SALON
代表 / Director 植田高史(ウエダタカシ)
人気絶頂期に日本を飛び出し、世界を放浪。帰国後、S.HAIRSALONを2003年に開業。サロンワークを中心にファッション誌や広告撮影、プロダクト開発などに携わる。顧客だけではなく、同世代の美容師、編集者などからも慕われている。
http://s-tokyo.net/index.html
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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