焼きたてクロワッサンと挽きたてコーヒーでパリと同じ朝をすごす -Maison Marianne マリアンヌさんの習慣 前編-
パリ・コワファースト本店にて最年少・最短記録でNo.1スタイリストに輝き、マネージャーとしても活躍してきたマリアンヌさん。パリと東京を往復する生活を経て独立し、Maison Marianneを立ち上げました。さらに昨年出産もされ、仕事と育児でとても忙しい彼女が、パリ時代から毎日欠かさない習慣とは? インタビューは前後編の2回。今回は前編です。
パンが焼きあがるまでの20分間の習慣
パリのコワファーストで働いていたころは、サロンに向かう途中でカフェに入り、焼きたてのクロワッサンを食べて、香ばしいコーヒーを飲むのが、毎朝の習慣でした。東京で暮らすようになってからは、パリと同じように朝を過ごせる場所がなくて、さみしい思いをしていたんですよ。
なんとか焼きたてのクロワッサンを食べる方法がないかと思って、色々と探してみつけたのがPicard(ピカール)の冷凍クロワッサンです。これが、パリで食べていたクロワッサンと同じくらいおいしいんですよ。ただし、焼けるまでに20分間かかります。だから起きたらすぐにクロワッサンをオーブンに入れて、その間に身支度を整えます。
まず、約10分間かけて歯磨きをします。歯ブラシをくわえながら、Instagramでサロンにくるお客さまのストーリーを見て、来店時の話題づくりに役立てます。今はカルテよりもInstagramの時代。お客さまのストーリーを見るのは、新聞やニュースを見ることよりも優先していることです。
次に豆を挽いてコーヒーをつくります。それが終わるころ、いい感じにクロワッサンが焼き上がり、素敵な朝が始まります。