1日1食、腹六分で体型維持し、感性を研ぎ澄ませる -U-REALM 高木 裕介さんの習慣 前編-
あえて腹六分を保ち、感性を研ぎ澄ませる
僕はいつも、腹六分くらいの感覚をキープするように意識しています。これを続けると胃が小さくなるので、たくさん食べなくても平気だし、むしろたくさん食べるのが嫌になってくるんですよ。
もちろん、お腹が空きすぎてストレスを感じるのはよくないけれど、ある程度空腹の状態を保っていたほうが、感性が研ぎ澄まされる気がします。だから僕は、撮影やヘアメイクの前にお弁当をいただいても、手をつけることはありません。あるとしても、おかずを少しいただくくらい。間違っても炭水化物を取ることはしません。それをしてしまうと必ず眠くなってしまうので。僕たちの仕事は、午後が勝負。その勝負に眠くなるのはプロ失格ですよね。もちろん、お昼を食べることは否定しませんが、腹六分で押さえるとか、節度を持ったほうがいいと思います。
これまで体型維持の努力をしてこなかった人からすると、スマートになるためにダイエットしたり、食生活を変えたりするのは大変に思えるかもしれません。でも、僕がやっていることはシンプルです。朝フルーツを食べて、1日の食事量を減らすだけ。意外と簡単にできますし、慣れれば苦痛ではないと思います。美容師は体が資本。腹六分で神経を研ぎ澄ませることを習慣づけてみてください。
- プロフィール
-
U-REALM
CEO 高木裕介(たかぎゆうすけ)
現在9店舗を展開するU-REALM グループ代表。北海道出身。山野美容専門学校卒後、原宿サロンを経て、afloatオープニングスタッフとして参加。 2002年10月afloat-fがオープン。店長に抜擢される。 2005年4月afloatを円満退社し独立。サロンワーク以外に軸足を置きながらファッション誌の表紙やTVCMなどのヘアメイクを担当し タレントやモデル、さらにはスポーツ選手やメジャーリーガーなども支持されている。また、「東京ブレンド」を立ち上げるなど美容業界の発展に貢献を目指し、アクションを起こし続けている。
https://u-realm.com/
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
関連コンテンツ