毎朝投稿する「#ナイスグルーヴ」に込めた3つの意味 -vetica 内田聡一郎さんの習慣 前編-

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その人の個性を引き出すヘアを創る人気美容師として業界で一目置かれており、「オシャレキング」「美容師DJ」などでも有名な多才の人、内田聡一郎(うちだそういちろう)さん。SNSの影響力も絶大で、多くの若手美容師に慕われています。今回はそんな内田さんが大切にしている習慣を教えてもらいました。インタビューは前後編の2回。今回は前編です。

 


 

忙しい朝も絶対に欠かさない「#ナイスグルーヴ」

 

半年くらい前から、毎朝Instagramのstoryに「#ナイスグルーヴ」というタグをつけて、今日の1曲を投稿しています。もう完全に習慣化していて、忙しい朝はもちろん、休日やセミナーで出張しているときも欠かすことはありません。

 

きっかけは、2016年の春に美容師のタマゴに向けて、「20代美容師がやっておくべき7つのこと」というメッセージを発信したこと。その項目のひとつには、「さまざまな音楽を聴き、生で体感する」というものがあります。メッセージへの反響が思いのほか大きかったので、若い美容師さんがいい音楽を知って、触れるヒントになればと思って、「#ナイスグルーヴ」を始めました。

 

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20代の美容師がやっておくべき7つのこと。 1.美容師以外のコミュニティーをつくる。 2.自分らしく着飾る。 3.様々な音楽を聴き、生で体感する。 4.高くてうまいメシを定期的に食べる。 5.むちゃくちゃ恋愛する。 6.先輩や同期とケンカする。 7.死ぬほど(ちょっと死ぬくらい)練習する。

 

なぜ音楽が大事なのか。それは、僕がリスペクトしている美容師はほぼ100%音楽が好きだから。もちろん、音楽が好きじゃなくても、素晴らしい美容師さんもいるでしょう。だけど、感覚として、デザインと音楽は密接した関係だと思うんですよね。だから僕を慕ってくれる若い美容師さんには、音楽に興味を持ってほしいし、できれば生で体感して、刺激を受けてほしい。そんな風に考えています。

 

ちなみに、「#ナイスグルーヴ」を投稿する時間は10時15分くらい。最初のころはそんなに大きなリアクションはなかったけれど、毎朝続けていたら「毎朝楽しみにしています」と言ってくれる人も増えてきました。きっと、「#ナイスグルーヴ」を1日でも休んだら、「どうした内田?」って思われるんじゃないでしょうかね。

 

>大きな目標を前に立ちすくむより、1cmでも前進すべき

 

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