最強ゴルフコーチの教えにも通じる「振り返りノート」 -gokan 後閑弘之さんの習慣 後編-

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都内有名店で活躍後「gokan」を立ち上げた後閑弘之(ごかんひろゆき)さん。美容師歴は34年。サロンワーク、サロン経営、全国各地でのカット・デザインセミナーと多忙な日々を過ごしています。今回はそんな後閑さんに、休日を充実させるための習慣や、スタッフの教育に役立つ習慣を伺いました。インタビューは前後編の2回。今回は後編です。

 


 

世界最強ゴルフコーチの「奇跡のレッスン」

 

タイガー・ウッズの育ての親で「世界最強のゴルフコーチ」と呼ばれている、ルディ・デュランさんという人がいます。彼の指導は「奇跡のレッスン」と言われ、ゴルフの技術だけではなく、強いメンタルも育てています。

 

ゴルフでは大体1打に30秒くらいかかるのですが、その間に失敗したイメージが湧いてしまうこともあります。そうなると体が思うように動かず、いいショットを打てなくなる。そんな気持ちに打ち勝つためには、「良い結果だけ書くノート」を作るといいというのです。

 

打つ時のフォームが汚くても、どんな軌道でボールが飛んでいっても、結果として残るのはスコアだけ。だから、1打目がダメで、2打目もイマイチだけど、3打目で入ったら途中の失敗はなかったのと一緒。反対に1打1打完璧に打とうとすると、プレッシャーで体が硬くなって上手くいかないんですよ。つまり、不安とか後悔を引きずらないほうがいい結果を残せます。

 

だけど、日本人はマジメだから「良い結果だけ書くノート」にいいイメージを書けと言ってもなかなか書けないんです。スライスせずにいいショットが打てたとか、50cmのパットが入ったとか、なんでもいいので良い結果を書けばいいんですけれどね。

 

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>小さな目標を積み重ねればとんでもない存在になれる

 

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