ゴルフの日は、休日の充実度がいつもの倍以上 -gokan 後閑弘之さんの習慣 前編-

 

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都内有名店で活躍後「gokan」を立ち上げた後閑弘之(ごかんひろゆき)さん。美容師歴は34年。サロンワーク、サロン経営、全国各地でのカット・デザインセミナーと多忙な日々を過ごしています。今回はそんな後閑さんに、休日を充実させるための習慣や、スタッフの教育に役立つ習慣を伺いました。インタビューは前後編の2回。今回は前編です。

 


 

美容室経営が苦しい時期にゴルフを始める

 

もともと僕は、ゴルフは暇と時間のある大人のスポーツで、自分がやるもんじゃないと思っていたんです。ところが、昔お世話になった先輩が、会う度にゴルフをしようと誘ってくれたんですよ。ずっと断っていたんですが、「一度もやりもしないのに拒むのはおかしい」と考えるようになり、一緒にやってみることにしました。40歳のころの話です。

 

ちょうどそのころ、自分のサロンが3店舗あったんですが、スタッフがどんどん欠けて半分になり、業務を縮小している時期でした。本当に苦しくて、本来ゴルフなんてやっている場合じゃないと思っていました。だけど、やってみたらとてもいい気晴らしになったんですよ。

 

 

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ゴルフ場は、僕がそれまで過ごしてきた場所とは別世界。コースデビューをしたのはちょうど5月の中頃で、陽の光も風も最高にいい季節でした。ふかふかの芝は気持ちいいし、クラブハウスも快適。しかも、朝コースを回って、汗をかいたあと、昼間から冷たいビールを飲める。「なんて贅沢な時間なんだ」って思ったんです。

 

それまでの僕は趣味らしい趣味は持っていませんでした。しいていえば、写真撮影と洋書を見ることくらい。どちらも作品撮りやデザインにも関連しているから、ゴルフのように別世界で仕事から離れられるものではなかったんですよね。ゴルフをすることで、日常から距離を置いて、気分転換ができるようになりました。

 

>ゴルフは相手ではなく自分の心と戦うスポーツ

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