現実を飛び出して、妄想の世界で思いっきり遊ぶ -Rougy 上原 健一さんの習慣 後編-

妄想力は、仕事力に比例する

 

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たとえば、普段から妄想をよくする人は、先輩の作った髪型を見て、「俺だったらもっと、可愛くできるんだけどな」って考えるのが習慣になります。「こうだったらいいのにな」という妄想が前に進む力になるわけです。今思うと、僕の周りで突き抜けていた美容師は、いつも妄想している感じがありましたよね。

 

妄想力があるかないかで、仕事ぶりにも違いが出てくると思います。なぜなら、考えたり、イメージしたりする力が弱いと、ものごとを判断できないからです。

 

たとえば、僕は昔から予約帳を一目見れば、一日の流れがイメージできました。「この時間帯は予約がタイトだからシャンプーも急ぎだな…だけど気持ちよくなってもらうために頑張ろう」とか、「このお客さんは髪の毛が長いから、乾かし方を工夫してみよう」とか、頭に思い浮かんでいたんですよ。

 

予約を受けるときも同じです。電話をとる前に「どういう順番で予約を組んだら効率よくサロンがまわるかな」と頭に浮かんでいる人のほうが喜ばれますよね。こういうことって自分で気が付かないと身につかないものなんです。

 

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>ただマジメなだけじゃ、目立てない

 

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