朝の余裕が、人生の質を高めてくれる -ABBEY 松永 英樹さんの習慣 後編-
ピーク・ア・ブー在籍時からカリスマスタイリストとして名をはせ、A BATHING APEプロデューサーNIGO氏とのコラボで「BAPE CUTS」を立ち上げたことでも有名な松永 英樹(まつながひでき)さん。2007年からは「ABBEY」の代表としてサロンを率いています。今回は松永さんが少年時代から続けている習慣を教えてもらいました。インタビューは前後編の2回。今回は後編です。
朝6時に起床、目覚めのコーヒーを淹れる
僕は起床から出社までの3時間半くらいの時間を、すごく大事にしています。昔から朝になれば自然と目がパッと覚めるタイプだったので、小学校から高校を卒業するまで、僕は弟を起こす役目をしていました。
美容師になってからは、深夜3時、4時くらいまで起きているのが普通になってしまい、完全な夜型になった時期もありますが、32歳で独立してからはまた朝型に戻りました。寝るのが1時、2時になることもありますが、6時には目が覚めるんですよね。だから、頑張って早く起きているというわけではないんですよ。
朝起きてベッドを出たら、まずはコーヒーを淹れます。少し窓を開けて、外の景色を眺めながら換気をする。そして、その日の気分にあわせて、「今日の一曲」を流しています。
その後、お風呂に入り、自分の体と心を整える。お風呂をあがったら身支度をして、妻と朝食を食べながら会話を楽しむ。そのあと朝の情報番組やインターネットで情報収集する…というのがざっくりとした流れです。