朝一杯のグリーンスムージーでカラダの内側から美しく -kakimoto arms井之丸 泰子さんの習慣 後編-

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90年代から美容の第一線を走り続けている井之丸泰子(いのまるやすこ)さん。第1回JHA(ジャパン・ヘアドレッシング・アワード)でロンドン審査賞を獲得し、その後もグランプリを合計3回受賞し殿堂入りするなど、数々のタイトルを獲得し、さらには県民栄誉賞も受賞した実力者です。今回は、華々しい実績を残してきた井之丸さんに、多くの美容師さんがすぐに取り入れられる、身近な習慣を教えていただきました。インタビューは前後編の2回。今回は後編です。

 


 

野菜不足解消のため、グリーンスムージーを毎日飲む

 

子どものころは食が細く病弱で、家族を心配させていました。幼いなりに浮いたあばら骨を見て「これではいけない」と思い、食べることを意識するように。中学、高校では自分でお弁当を作って持参していました。高校時代は、ハードな運動部に所属していたうえ、食物検定という試験もあり、食べるものには随分と気をつかっていたんです。

 

ところが、美容師になって生活が一変。私はスタイリストになったばかりのころ、ヘアショーや撮影などひとつやることを決めると、そこから暴走してしまい不眠不休の生活を送っていました。高校時代に服飾関係の勉強をしていたこともあり、撮影などの衣装を自分で縫うこともしばしば。明け方まで没頭してしまって、朝陽が登ってきた頃に慌てて「寝なきゃ!」とベッドに入り、すぐに「行かなきゃ!」と家を飛び出していました。何カ月も休まない日々が続き、体調不良のためやむなく病院に行くために半日だけ休むとか、そんなペースで生活していたんですよ。

 

文字通り寝食を忘れて働いていたので、食事も不規則になりがち。みなさんも同じだと思いますが、お昼ご飯を食べられないことはしょっちゅうで、夕食も遅い時間になってしまっていました。だから、せめて朝くらいは…と思ってどんなに忙しくても朝食は必ず食べるようにしていたんです。タフな1日を乗り切るために、アシスタントのころは、朝からチーズバーガーを二つ食べたりしていました(笑)。

 

20代のころは、何をいつ食べても太らなかったんです。なので、自分が体重や体脂肪を気にする日がくるなんて夢にも思っていませんでした。ところが、30代、40代に入ると、健康診断の体脂肪などの数値を見て、当たり前ですが、若い頃と同じではいけないと気づいたのです。

 

>組み合わせが無限に広がるから飽きがこない

 

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