いい本を読んで、逞しい想像力を育てる -boy 茂木正行さんの習慣 後編-

自分が素敵になることはお客さまのためでもある

 

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サロンの外でも素晴らしい経験を積んでほしいから、boyでは1カ月でも1年でもサロンを休んでOKということにしています。ただし、条件が一つだけあって、みんなの前でプレゼンテーションして、了解を得なきゃいけない。みんなが「いいんじゃない」と言ったらやればいいし、「そんな目的で、そんなところ行ったってしょうがないよ」っていう話になれば、また考え直さなくちゃいけない。

 

実際、みんな国内外を旅したり、いろんな経験をしています。旅先で素敵な経験をしてカッコよくなったら、お客さまのためにもなるし、会社のためにもなりますから。

 

boyの人たちは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路、800kmを歩いたりしています。1カ月くらいかけて、いくつもある礼拝堂を訪ねて、宿泊しながら進んでいく。礼拝堂の2階で寝ていたら夜中にライブコンサートが始まるとか、野宿している場所の近くに狼がいるとか、ハプニングがあるものなんですよ。サロンのなかでは絶対経験できないことがそこにあるんです。

 

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>勝手に三島が出てきたり、谷崎が出てきたりする

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