家族、親友、仲間…大切な人への感謝を忘れない -ASSORT GROUP 小林Kenさんの習慣 後編-
スタッフは土日の結婚式も出席OK
今の自分がいるのは、応援してくれる人がいるから。さかのぼって考えれば、家族が異国で美容師をしたいという僕を送り出してくれたから今があります。うれしいことに、応援してくれる人がいっぱいいるから、僕は頑張ることができる。恩返しをしたいという気持ちはいつもあります。
ニューヨークに出張に行ったときは、5分とか10分でもいいから家族と話す時間をつくるし、家族に何かがあればすぐに飛んでいきます。忙しいなかでも、時間を捻出して会いに行くっていうだけでも親孝行だと思うんですよ。
親戚や友人の結婚式をはじめ、冠婚葬祭にも必ず参加。大切な人たちといつ会えなくなるかもわからないし、感謝を伝えておきたいですから。「Kenさんってドライなところもあるけど、そういうところは日本人っぽいね」って言われます(笑)。
もちろん、自分だけが大切な人に会えればいいなんて思っていないので、スタッフのみんなにも冠婚葬祭は必ず参加してくださいって伝えています。美容師って土日が休みにくいものですが、うちはOK。みんなにも自分を支えてくれている人たちを大事にしてほしいんです。
お世話になっている人たちと会うと、初心にかえることができます。感謝の気持ちを忘れなければ、天狗になることもないと思うんです。人は天狗になったら、いいことありませんから。