ボーダレスに生きるファイターのルーティン -ASSORT GROUP 小林Kenさんの習慣 前編-
いつものフライトで、いつもの食事
東京、ニューヨーク、香港を行き来しながら仕事をする僕にとって、出張をいかにストレスフリーにしていくかとうのも大事なこと。なぜなら、それぞれの街に時差があるし、気温も湿度も違うし、街のにおいも、そこで暮らす人の気質も違うから。そのなかで自分の状態をベストに持ってくるためには準備が必要です。
まず、僕は出張に行くときの使う飛行機はANAと決めていて、毎回同じ曜日、同じ時間のフライトに乗っています。なぜ同じ便にするのかというと、できるだけ習慣化したほうがラクだからです。
違う航空会社や、違う時間帯のフライトを使っていたら、予想外のことが起こって疲れたりします。ANAだけを使っているから、心が乱されることがないし、メンバーのグレードがアップしてさまざまな優待を得られるのもメリット。こんな風に、余計なストレスをそいで、シンプルで効率がよく、最大のメリットを享受できるルーティンを作っているんです。
ニューヨークに行くときは、空港で茶漬けを食べてから飛行機に乗ります。向こうで和食が恋しくなる気がして(笑)。機内では映画を1本だけ見て、ビールを1本、ワインを一杯飲むのが通例。それ以上は、映画見ないし、お酒も飲まないと決めています。
香港に行くときは、わずか4時間のフライトなので、機内食は食べません。そのかわり、空港でサラダとソバ、半カレーを食べていきます。食べる順番も決まっていて、必ずサラダから食べるようにしています。香港についたら機内で冷えた体を温めるためにワンタンメンをすする。それもこれも、現地についてすぐに、ファイターのように仕事するための準備です。