ボーダレスに生きるファイターのルーティン -ASSORT GROUP 小林Kenさんの習慣 前編-
美容業界の注目を集めるグローバルサロン「ASSORT GROUP」。そのCEOとして日米中を行き来する超多忙な小林Ken(こばやしけん)さんの習慣とは? 美容師として、経営者として、最高のパフォーマンスを発揮し続けるためにしていることを紹介していただきました。インタビューは前後編の2回。今回は前編です。
美容師歴13年で一度も体調不良なし
僕って結構、生活をルーティン化をするのが好きなんですよ。朝は大体6時に起きて、常温より少し温かい水を、大きなコップに入れて飲みます。就寝中に体から水分が出ているから水分の補給になるし、飲むと腸の働きもよくなるのでここ2年くらい続けています。それで目が覚めたらランニングとか軽い運動をして、戻ってきたらメールチェックするのが日課。もちろん、朝ごはんは絶対に食べます。
昔は自分でコーヒーを淹れて飲んでみたり、ちょっと凝ったこともしていました。でも今はできるだけルーティンをシンプルにしたいので買うことにしています。毎朝、同じお店で、同じコーヒーを飲むんです。季節によってアイスコーヒーがホットに変わるくらいで。
通勤ルートも同じで、寄り道はしません。いつもと同じ道で、いつもと同じ人に会って、あいさつをして…そんな感じです。実は最近、引っ越したので、これまで作ってきたルーティンが崩れてしまい、ちょっとあたふたしているところなんですが(笑)。
東京って、朝元気がない人が多いですよね。電車の中であくびをしていたり、ぼーっとスマホをいじっていたりする人多くないですか? ニューヨークや香港は、朝からエネルギーありますよ。
朝元気がない人だって、いつもより少し早く起きて、フィジカルを整えて、心に余裕をもって出勤するだけでその日のパフォーマンスが変わるのになぁって思って見ています。
ちなみに僕は、アシスタント時代から毎朝のルーティンを大切にしてきました。もちろん、その内容は都度アップデートされていますが、体調管理ができているから、美容師をはじめて13年間一度も体調を崩したことがないんですよ。