オンは朝から仕事漬け!オフは家族でキャンプにどっぷりつかる -suntie Mn/MASHU 奥裕介の習慣 後編-
マニアックな専門誌を買うほどの焚き火好き!
キャンプ場についたあと、必ずやるのは焚き火ですね。僕は焚き火の炎を眺めることが好きなんですよ。焚き火の専門誌を愛読するくらいです。やっぱり、炎を見ていると心が無になり、リフレッシュできます。日頃、考えることがたくさんありますから、無になる時間が大事なんです。
キャンプでは必ず焚き火を
焚き火の専門誌を愛読
焚き火の面白いところは、薪の積み方で燃え方が変わること。適度に空間を作らないと、燃やすために必要な酸素が供給されないので、燃えにくい。薪を並べているときに、ふと思うわけです。「髪もバサバサの状態のほうが、空気に触れるから熱が上がりやすいんじゃないか。反対に、しっとり髪の毛がまとまっているほうが、熱が上がりすぎないので傷まないんじゃないか」とか。
あとは単純に、焚き火をすると髪の毛に匂いがしみついてしまいます。「お風呂に入らなかった人の髪の毛は同じようになるのかな。洗っても匂いがとれないな」とか、感じることがいっぱいあるんです。
丁寧に、手間暇かけて薪をくべると、いい感じの炎を維持できるし、このあたりもヘアケアと同じなんだなとか、キャンプ場に行っても、結局、髪のことを考えてしまっていますね(笑)。
- プロフィール
-
suntie Mn 代表/MASHU社長
奥 裕介(おくゆうすけ)
1983年生まれ、大分県出身。明日香美容文化専門大学校卒業後、『MASHU』入社。26歳でスタイリストデビューし、1年後に大阪・北堀江店の店長に就任。その後、梅田店の店長を経てエリアマネージャーに昇格。膨大な薬剤知識をもとに商品開発にも着手し、2018年から美髪ケアシステム「oooit」をスタート。2022年5月、完全美髪特化サロン『suntie Mn』の東京出店で上京し、現在キャンセル待ち2200人という驚異の人気を博す。インスタのフォロワー数11.5万人。
Instagram:@yusuke_mashu_suntiemn
(文/外山武史 撮影/松林真幸)