ジム通いは“仕事”。 真っ先に予定に入れます -NORA代表 広江一也さんの習慣 前編-
ミーティングや飲み会よりもトレーニングを優先します
僕はトレーニングを趣味ではなく「仕事」だととらえています。言い換えるとしたら、自分のパフォーマンスを最大に高めるための準備でしょうか。美容師は体が資本の商売だから、トレーニングの優先順位は高いです。
昔は、週5日くらい飲みにいって、朝帰りをしていたこともありましたけど、ジムに通うようになってからはそういうことは減りましたね。トレーニングを長いこと続けた結果、腰痛に悩まされることは減りましたし、疲れにくい体質になってきたと思います。
忙しくて時間を確保できないっていう声も聞きますが、僕は一番先にトレーニングの予定に入れるからそんなことは思いません。多分、「忙しいから今日はできなくても仕方がない」と思った時点で、もうおしまいです。一度自分を甘やかすと、歯止めがきかなくなると思うんですよね。だから、緊急かつ重要な案件が入って、仕方なくジムに行けなかった日は、次の日の朝早く起きて行くようにしています。
それで朝8時くらいにジムに足を運ぶと、すでにたくさんの人がいるんですよ。その多くが外国人。ジムの外ではパリッとしたスーツを着こなしています。恐らく外資系企業の日本支社の管理職ではないでしょうか。
やっぱり、一流のグローバルビジネスパーソンっていうのは、自分の能力を最大に高めるライフスタイルを大事にしているんです。それを見たら、眠いとか、朝早いとか言っていられないですよ。
後編へ続く(2015.05.08UP)
カルビをハラミに、ビールをハイボールに変えてみる-NORA代表 広江一也さんの習慣 後編-
- プロフィール
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NORA
代表/広江 一也(ひろえ かずや)
1974年生まれ。奈良県出身。高校卒業後、大手建設会社の基礎工事部門で勤務。関西美容理容専門学校(現グラムール美容専門学校)を経て都内有名店に入社し、10年勤務。店長などの要職を経験後、独立して表参道に「NORA」を設立。2013年に「NORA Journey」をオープンさせる。2014年には青山で「NORA」の拡張移転を果たした。
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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