ジム通いは“仕事”。 真っ先に予定に入れます -NORA代表 広江一也さんの習慣 前編-

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お客さまいわく、ハーバードで優秀な学生は元軍人

 

10年前にトレーニングを始めたのは、腰痛を緩和するためのリハビリが目的だったんですが、続けていくうちに、心と体のバランスの大切さに気づきました。

 

前のサロンで僕が店長をしていたとき思ったんですが、「辞めたい」と言ってくる子の原因は、突き詰めると「気が滅入っている状態」という共通点があるんです。

 

過労気味で体調を崩す子も確かにいますが、美容師って無茶な動きをしているわけじゃないし、1日当たりの消費カロリーもたかが知れていると思うんですね。でも、メンタルとフィジカルのバランスがおかしくなっているから、変な疲れが出て気が滅入ってくるんです。

 

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その反対の、心と体のバランスが取れている人はものすごく優秀なんですよ。お客さまにハーバード大学のMBAを取りに行った方がいるんですが、「一緒に学んでいるなかで一番優秀なのはセカンドキャリアを作ろうとしている元軍人」っておっしゃるんですね。

 

軍人さんって、毎日厳しいトレーニングで自分の心と体を追い込んできた人たちじゃないですか。やっぱり、自分との戦いに勝って、しっかりと自己管理ができている人は、どんなことをしても高い成果を出せるんです。きっとこれは、ビジネスの世界だけでなく、美容師にも同じことが言えると思います。

 

>トレーニングを長いこと続けてみてよかったことは?

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