寄り道しない美容師は、クリエイティブじゃない -PEEK-A-BOO代表 川島文夫の習慣-【前編】
春夏秋冬、移り行く季節をEnjoyしたいじゃない!
「寄り道」の話と通じるんだけど、僕は同じことを繰り返す毎日って、あんまりよくないと思います。美容師ってイメージしたり、創造したりするのが仕事じゃないですか。だから季節や街の変化をいつも感じたほうがいいと思う。僕なんかは毎日街に出て、ペダルをゆっくり漕ぎながら、よそ見をしていますよ。
雑誌やインターネットで新しい情報を集めることはできます。でも、それはあくまでバーチャルにすぎない。美容師の仕事はリアルそのもの。自分の肌で感じることがとても大事なんです。
その点、自転車なら春夏秋冬、それぞれの季節を感じられます。5月の新緑が一番好きっていう人がいれば、11月の木枯らしが吹く季節が好きっていう人もいる。僕もそういう素敵な感覚を、みなさんと一緒にEnjoyしていきたい。
美容師のインスピレーションっていうのは、Natureからくるものがほとんど。そういう意味でも、美容師はもっともっと街に出て、風や光、季節のにおいを感じるべきだと思いますね。
ちなみに僕は、自転車を漕ぎながら考えることが、いい気分転換にもなっています。エコだし、健康にもいいし、自転車通勤は本当にいいことづくしなんですよ。