【実話】絶対使ってはいけないセット面や同じ時間に現れる亡霊…。現役美容師が体験した怖い話10選…!
「うちの子、見えるタイプみたいで…」誰もいないトイレで、誰かと話し始める子ども(29歳/女性)
うちの店はファミリー層が多く、お母さんが施術している間にお子さんがソファーで待っているというパターンがよくあります。その日もお客さまの施術中、ソファーでその方のお子さんがゲームをしたり、タブレットを見たりしながら待っていました。少しして、その子がトイレに行ったのですがなかなか出てこず、中から「キャッキャ!」と楽しそうに話している声が聞こえてきました。
何をしているのかが気になり、様子を見に行くと、なんとその子が誰もいない壁側を向いて楽しそうにお話していたんです。独り言ではなく、明らかに誰かと話している感じでした。驚いて「どうしたの?」と聞くと、「お友だちできたー! ほらー!」と壁側を指差したんです…!
指を刺しているのは壁で、もちろん誰もいません。困惑しているとその子のお母さんが「ごめんなさい、うちの子何か見えるタイプみたいで。恐らくこの美容室に子どもの霊がいたんだと思います!」と言い出したんです。「でも楽しく話しているときは悪い霊じゃないみたいだから!」とフォローしていましたが、うちの店には幽霊がいるのか…? と、とても怖くなりました。
子どもは幽霊が見えてしまうことがあると聞いたことはありましたが、人生で初めて目の当たりにしました。悪い霊じゃないと言われても、怖くてお店のトイレに入れません…。
嫌がらせ…!? 毎日店の前に置かれている、切り取られた髪の毛(38歳/男性)
私は独立して1人で店をやっています。ある日の朝、お店に出勤してシャッターを開けようとすると、シャッターと地面の間に長い髪の毛が挟まっていました。「なんだろうこれ?」と気味が悪くなりましたが、店でカットした毛が飛んじゃったのかな?とも思い、その髪の毛を店のゴミ箱に捨て、その日は普通に仕事をしました。
しかし翌朝、また髪の毛が挟まっていたんです。その日は、誰かの嫌がらせか?と思いながらゴミ箱に捨てました。「なんでこんなことをするんだろう? 」「誰かに嫌われているのか? 」など、いろんな思いが頭をぐるぐるまわりました。
そして翌朝、また髪が挟まっていました。しかも今度は髪の毛に血のようなものが固まって付着していました。さすがに怖くなってしまい「俺、誰かに狙われている?」と考えるようになりました。1人で営業しているので、相談する相手もおらず、困ってその日にいらしたお客さまに相談をしてみました。すると、「警察に行くか盛り塩するかどっちかね!」と言われたんです。警察に行くのは気が引けたので、さっそく、盛り塩をして帰ることにしました。すると翌日から髪の毛が挟まっていることはありませんでした。あれは一体なんだったのでしょうか…? 今でも疑問に思っています。