【夫婦でサロン経営】コロナをきっかけに独立へと舵を切った美容師カップル。元同期として出会ってから12年。東京・代々木で出店に至るまで

 

巡り巡って今、やっと一歩を踏み出したところ。これからも2人のペースで。

 

チカ:結婚した翌年にコロナになって、予定していた結婚式もキャンセル…。それを機に出店して、結婚資金を開業資金に回したくらい。だからコロナがなかったら、オープンはもっと先になっていたかもしれません。

今後、家族だけでも結婚式ができたら良いよねって話はしているけど、またズルズル行っちゃいそうですね(笑)。

 

 

GAKU:今まであまり先のことは考えずに来たけど、行く先々で人生の転機があって、美容師に復帰して結婚して、コロナがきっかけで開業に踏み出すことができて、よく考えたら、色々なことが巡り巡って今に至るんだなと思います。

今って、独立せずにフリーランスで自由に働くという選択肢もあると思うけど、周りの先輩たちが独立して活躍している姿を見ていたから、独立のイメージが湧いたんです。何かあれば先輩からアドバイスしてもらえるし、経営のことを聞いたり、情報交換もできる。今思えば、周りの方たちにも恵まれていたと思っています。

 

チカ:本当にそう思います。周りの人たちとの繋がりを大切にしながら、これからも2人で頑張っていきたいですね。

夫婦で仕事をするのって、気を遣わずに言い合えるのがすごく良いなと思うんです。友達だと遠慮してしまったり、妥協する部分があるかもしれないけど、夫婦だったら関係性を気にせずに言えるじゃないですか。ぶつかる時はぶつかるけど、もし上手くいかなかったとしても、また2人でやり直すことができるし、それが夫婦開業のメリットだと思います。

 

 

GAKU:オープンしてからの1年は、毎日が目まぐるしくてあっという間だったけど、最近になって、課題ややるべきことがやっと見えてきた気がします。今後、店舗展開はあまり考えていないのですが、サウナとかコーヒーとか、カレー屋さんとか、全然違う業種を開業しても良いかなと考えています。夢は広がるばかりですね。

 

(取材・文/水戸怜子 撮影/松林真幸)

 

 

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