【夫婦でサロン経営】コロナをきっかけに独立へと舵を切った美容師カップル。元同期として出会ってから12年。東京・代々木で出店に至るまで

 

2人でやっていく、だからこそお互いを尊重するサロン空間に。

 

 

チカ:内装は、インスタグラムで探した内装業者さんにお願いしました。

ずっとお店を出したいと思っていたから、可愛いなと思うお店を見つけたら、業種に限らず、どこの業者さんが作ったのかを必ず調べるようにしていたんです。最終的に2社に絞り、実際にデザイナーさんに会ってから決めました!

内装は、2人の好きな雰囲気が似ていたので、割とスムーズに決まりました。「ミッドセンチュリー」というか、木と植物とコンクリートの感じが好きだったので。

 

 

GAKU:お願いしたデザイナーさんも、結局友達と繋がりがあって、相談しやすかったですね。サロンの家具は既製品が一つもなくて、全て造作なんですよ。クロークやレコードを置いている棚も、シャンプー台の床の模様も、サロンの雰囲気に合わせて作っていただきました。これから植物も増やしていきたいと思っています。

 

チカ:実際にお店を出してみて、光が入りすぎたのでブラインドを付けたり、看板を作ったり、色々と修正しながらやっています。

この場所って、住宅街ですが、意外と人通りがあるんです。見られている意識をちゃんと持つようにというのは共有しています。ウィッグを出しっぱなしにして帰らないとか、練習をするときはブラインドを下げるとか…。

 

GAKU:今までそういうことを気にしていなかったので、新しい気付きがたくさんありますね。

 

 

チカ:私の顧客さまはほぼ女性で、30代〜40代が多いですが、お子さんから70代の方まで幅広い世代の方が来てくださっています。GAKUの顧客さまは20代〜30代のメンズの方。完全にマンツーマンなので、お互いのお客さまが交わることはなく、それぞれの空間で施術しています。

 

GAKU:客層が違うというのもあるけど、自分のペースで接客したいので、鏡越しに映ることもないようにサロンを設計しました。たまに手が空いたらお互いに手伝うこともありますけど、基本的にはお互いのスタンスを尊重しています。

 

チカ:2人でやっていく、と決めてこのお店を作ったので、今後アシスタントを入れたり、スタッフを増やす予定は今のところないですね。空気感も含めて、少しでも違和感がないような、仕事に集中できる環境を作りたかったので。

 

 

>巡り巡って今、やっと一歩を踏み出したところ。これからも2人のペースで。

 

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