【夫婦でサロン経営】コロナをきっかけに独立へと舵を切った美容師カップル。元同期として出会ってから12年。東京・代々木で出店に至るまで

 

5年のブランクを経て美容師に復帰、そこには厳しい現実が待ち受けていた!?

 

チカ:でも、その時点でもう25歳、私は転職先のサロンで店長をやっていたんです。5歳年下の子たちと同期になるわけですし、そんなに待っていられないなって思って、2年以内にスタイリストになることと、指名売上が最低でも月100万円いかなかったら別れるって言ったんです。私も自分の人生があるし、キャリアもあるからGAKUのペースに合わせてられない、本気でやりなさいよって(笑)

 

GAKU:そのおかげで目が覚めましたね(笑)。もう後戻りもできないし、やるしかないって。

 

チカ:当時はGAKUのモデルハントにもついて行ってましたよ。GAKUの先輩も一緒に、青学前に3人でよく立っていました。「ほら、あの子行ってこい!先輩も!」って(笑)

 

GAKU:自分1人だったら躊躇していたところもあったから、本当に感謝ですね(笑)僕が声かけられなかった子にも、チカが替わりに声かけに行っちゃったりして、心強さもありました。

 

チカ:25歳から美容師になる上で、1番邪魔なのがプライドだと思っていたので、かなり早い段階からへし折ってやりました(笑)。もう一回美容師をやろうと思っているなら、プライドなんかもう捨てなさいって。カッコつけててもしょうがないから、当たって砕けろ!ってなっていましたね。

 

 

GAKU:おかげさまで、結果1年半でデビューして、指名売上もなんとか達成しました!本当は、達成できなかった月もあったりはしましたけど…。

 

チカ:なぜか1回達成したからもうOK!みたいな空気はありましたね(笑)。でも、毎月私がめちゃめちゃしつこく聞いていました。今月はどのくらいのペースなのか、達成まであとどのくらいなのか、税抜でちゃんと話してって詰めてました(笑)。

 

GAKU:確かに、税込で少し盛っていた時期もありましたね〜(笑)。でも別れたくなかったし、嘘もつけなかったです。嘘ついたところで結局バレてしまうし、信頼が崩れる方が怖かったです。毎月の売上をすごくしつこく聞いてくるんです。チカはプライベートはゆるいですけど、仕事ではしっかり詰めるタイプなんです(笑)。

 

チカ:仕事なので当然ですね(笑)。

でも、美容師に戻るって言い始めた時は、めちゃめちゃ反対しました。だって、大変じゃないですか? 大変さを知っているからこそ、やれるのかって。

 

GAKU:アパレル業界と比べると、美容師って時間的にも体力的にもハードだから、5歳も年下の子たちと、同じことをこなせるのかっていう不安は正直ありましたね。

かつフレッシュさも無くなってきてるので。

 

 

チカ:それに年下の子が先輩になるわけですからね、立場的にも厳しいなって。でも何とかやって来れたし、今でも私の厳しい指摘にもちゃんと応えていて、GAKUって本当にハートが強いんだなって思いますね(笑)

 

GAKU:実際、前のサロンでは年下の先輩にお世話になりまして。退職した今でもすごく仲良くさせていただいてます!

 

>コロナが後押ししてくれた、2人でサロンを持つという未来。

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング