【夫婦でサロン経営】コロナをきっかけに独立へと舵を切った美容師カップル。元同期として出会ってから12年。東京・代々木で出店に至るまで
元々違う形だったサロンの構想、夢から目標へと変わったきっかけとは?
チカ:私は今年で美容師13年目なんですけど、GAKUは途中でアパレルをやっていたので、5年の差があるんです。
GAKU:最初のサロンは挫折して、1年未満で辞めてしまいました。シンプルに若かったというか、隣の芝は青く見える的な感じで、やりたいことがブレブレな時期がありましたね。
チカ:20代前半って、影響されやすい時期じゃないですか? なので、“俺、アレになりたいんだよね”、みたいな感じで色々な夢を語っていました(笑)
GAKU:僕が美容師を辞めるタイミングで、仲が良かった友達が、手荒れで美容師を断念してアパレルに転職したんです。その子に影響されて僕もアパレル業界に入りました。
一緒にお店をやろうというのも、最初は僕がアパレル、チカが美容師としてやりたいねって話していたんです。何か楽しいことをしようって。
ちょうどその頃、親戚の結婚式に参列したことで、結婚への憧れも芽生えていたので、将来は2人で何かできたら良いねって話をしていました。
チカ:正直、私は現実的に難しいかなって思っていました(笑)。
でも、GAKUが1カ月くらいアメリカに行って、何故かやる気満々で帰国したんですよ(笑)。“俺、美容師になる!”って。
GAKU:それまではボヤっとした夢だったんですけど、アメリカに行ったことでちゃんとした“目標”を見つけたんですよね。もう一度、美容師をやりたいって。そしてチカと一緒にサロンをやろうと、決心したんです!
>5年のブランクを経て美容師に復帰、そこには厳しい現実が待ち受けていた!?