今年の失敗は今年のうちに精算しよう! 現役美容師が2019年に起こした恐怖の失敗エピソード
やばい! からの機転を効かせた奇跡のリカバリー(26歳/男性)
男性のお客さまが多い自分。その日は特に多く、しかも刈り上げオーダーが多い営業でした。刈り上げ、刈り上げ、また刈り上げ…と続いたとき、あるお客さまから9mmスタートの刈り上げのオーダーをいただきました。話も盛り上がり、いざ施術をスタートさせようとバリカンを入れたところ、違和感を覚えました。そして、バリカンのアタッチメントを見ると…設定が3mm…。
お客さまも短いと思っていたと思います。しかし、「〇〇さんは髪が伸びやすいので今回はいつもよりはじまりを短めで刈り上げていきますね!」と自然に言い、流れを止めることなく施術を行いました。もしここで、自分の動きが止まっていたら、お客さまも違和感を抱いたままだったと思いますが、何事もないように施術をしていたので、特にご指摘はなく、今でも通ってくださっています。
この失敗がきっかけで、どんなときでも確認してからの施術の大切さを痛感しました。ただ、失敗したとしてもお客さまの前では堂々としていていることの大切さも学びました。
自転車通勤の人は要注意! 血を流しながらカットをするはめに…(27歳/女性)
自転車通勤の私。ロードバイクなのでスピードも出やすく、普段から運転には気をつけています。しかし、前日の雨で道路が滑りやすくなっていたある日、下り坂の途中でタイヤが滑り、派手に転げ落ちてしまいました。
一瞬何が起こったのかわからなかったのですが、自転車のチェーンは外れているし、こんな日に限ってショートパンツで生足だった私の両膝は血まみれ。午前中から指名のご予約をいただいていたので自転車を引きずってお店に向かいました。
お店に入ると当然みんなびっくり! 病院に行くことを勧められましたが、ご予約の方を断りたくなく、両膝に簡易的なガーゼを貼って営業しました。お客さまには心配しかされず、情けなかったです。
自転車通勤している美容師さんは多いと思うので、みなさんも気をつけてくださいね!