仕事、旅行、夢…フリーランスというカラフルな生き方
フリーランスはいいことづくし…というわけではないです
私は海外旅行が好きなのですが、フリーランスになってからは、旅行に行く時期や期間をある程度自由に決められるようになりました。メキシコに興味を持ったことがきっかけで、スペイン語の勉強をしているのですが、今の働き方になってからは、週に1回教室に通うことができています。このほか、サロンワークと並行してブライダルやヘアメイクをするなど、いろんなことに楽しく打ち込んでいますね。自由な時間が増えたおかげで、しばらく会えていなかった友人と、過ごすこともできるようになりました。
もちろん、フリーランスにもデメリットはあります。集客は自分でしないとしないので、ついてきてくださるお客さまがいないと、スムーズに始められません。それに、至らない自分を叱ってくれる先輩も、責任を持って育てる後輩もいないので、自分を厳しく律していかないと、成長が止まってしまいます。時間に余裕がある働き方だからこそ、その時間で反省したり、新しいことを吸収したりすることが大事。もちろん私も、大好きなメキシコの雑貨に囲まれたマンツーマンサロンをつくるという夢に向かって、わずかな時間も無駄にしないようにしたいと思っています。
【1日のスケジュール】
♦♦♦ 応援メッセージ♦♦♦
好きな仕事をやめるなんてもったいない!
仕事を続けるかどうか悩んでいる人のなかには、「今のサロンを辞める=美容師を辞める」という考えに陥っている人が多いように感じます。私は、美容師の仕事が好きなら辞める必要なんてなくて、働き方を変えたらいいと思うんです。だから、もし「どう頑張っても仕事と生活のリズムが噛みあわない」と感じたら、フリーランスという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
- プロフィール
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Nanae(ななえ)
表参道・青山エリアの有名店に約10年勤めたのち、2014年からフリーランス美容師として活動を開始。現在はサロンワークだけでなく、ブライダルやヘアメイクなどにも携わっている。プライベートでは海外旅行を趣味としており、とくに中南米がお気に入り。メキシコに魅せられた影響でスペイン語を勉強している。
ホームページ
http://wecweb.jp/freelancestylist/
ブログ
http://nanaenanae.jugem.jp/
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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