お手上げ! 現役美容師が遭遇した「サロン内の〇〇モンスター」10選
目指すはインフルエンサー? 仕事より承認欲求優先な「SNSモンスター」(29歳/女性)
とある女性スタイリストの話ですが、彼女はもう美容師の仕事そっちのけで、すべてがSNS中心。そのせいで、周りが迷惑していてもお構いなしなんです。お客さまとの会話では、自分のアカウントの話題やフォロワー数の自慢ばかり。お客さまが嫌がっていても、「髪型を投稿したいから」と写真撮影を強引にお願い。施術で忙しそうなスタッフに、「フォロワーが何千人になった」と毎回報告してくるなど、本当にダルいです。
さらに、インフルエンサーのお客さまがきたときは、自分のお客さまをほっぽり出して、「一緒に写真撮ってくださ〜い」とヘコヘコ媚びを売りに行く始末…。周りは忙しくてそんな状況じゃないのに、本当に何を勘違いしているんでしょうか。
もう、いっそのことフリーランスにでもなって、どこか遠くの場所で勝手にやっていてほしいです。SNSだとかフォロワー数だとか、巻き込まれてもううんざりです。
技術は大切だけど…押し付けないで! 「こだわりモンスター」(28歳/女性)
うちの店には、技術にすごくうるさくて、細かすぎるこだわりを持つスタイリストがいます。「毛先に薬が伸びてしまうから、カラー剤はハケの先以外にのせてはいけない」「手袋がカラー剤で染まって汚くみえるから、手の甲に薬を乗せて塗ってはいけない」「お客さまの髪に引っかからないために、手袋をつけてシャンプーしてはいけない」「カラーはギリギリまでしっかり塗布するが、頭皮には絶対につけてはいけない」「オキシドールは6%と3%以外に、4.5%や1.5%などを使い分けなければならない」「根元ギリギリ=シャフトオフなど、美容用語を必ず使わないといけない」など…挙げたらキリがないぐらいのこだわりを押し付けてきて、自由に仕事をさせてもらえないんです。
ある程度はわかるのですが、手袋にカラー剤を乗せずに直接取って塗布すると、どうしても時間がかかってしまいます。それに、私は手荒れが酷いので、シャンプーのときに手袋をさせてもらえないのは地獄です。こだわりが強すぎてついていけません。いい加減にしてほしいです。
技術はとても上手な方なのですが、お客さまのカウンセリングをするときでもこだわりを譲らず、言い合いのケンカみたいになってしまっているときもあります。そのため、指名は多くありません。自分だけのルールなら好きにすればいいですが、こちらもそれに合わせることを強制するのはやめて欲しいです。
>それって本当に教育ですか…? とあるこわ〜い伝統があるサロンとは…